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タイ移住情報、タイ生活情報、豆コラム

タイで生活するうえでの豆情報やメモ、雑記。

タイについて

タイは、日本の約1.6倍の国土、70の県があり、4つの国と陸で国境を接しています。人口は日本の半分7000万人弱くらい(2012年)ですが、周辺国に比べ経済発展しているので陸路入国での出稼ぎ労働者が集まり、労働力も低価格で豊富。GDPは日本に比べてとても低く推移しており、その分物価も安い(タイで生産されるモノ・サービスの話。日本の品物は日本よりも高くつくので、移住して日本並みの生活を維持したい方はご注意)。GDPに貢献する産業は、農業: 12.2% 、工業: 45.3% 、サービス: 42.5% (2011)(GDP- composition by sector)。2011年の洪水騒ぎで明らかになったように、タイは農業国家・観光国家というよりもすでに工業国といってもいいくらい産業構造が変わっています。ただ後進性として、セックス産業は年間2000億バーツでGDP10%を占めタイ人の60人に1人はエイズ麻薬中毒者も同じくらいいるのも確かで、タイ愛好者というと良識者のひとから偏見を持たれてしまうこともあるのは確かです。通貨は、マイナーとは言え、タイ国内にとどまらず国を超えてバーツ圏みたいな広がりがあり、周辺国でも通用するので使い勝手も悪くありません。

名目GDP(USドル)の推移(1980~2012年)

「タイ」とは。タイの語源は「天」にあり。

<タイ>という言葉は元来「天」を意味する<ティエン>から生まれたと言います。そして、そこから派生して、「大」「偉大」、さらには「他の誰にも属しない」「独立している」、「自由」といった意味が出てきたようです。(赤木攻「タイの政治文化」より孫引き。大本の出典は1929年以降続く不朽のベストセラー「หลักไทย(タイ原理)」)

バンコクじゃなくて「クルンテープ」。

タイ人はバンコクのことをあまりバンコクとは言いません。กรุงเทพมหานครクルンテープ・マハーナコーンという。これは日本人が日本のことをジャパンと言わないのと似ています。正式名称は、寿限無並みに長い。กรุงเทพมหานคร อมรรัตนโกสินทร์ มหินทรายุธยามหาดิลก ภพนพรัตน์ ราชธานีบุรีรมย์ อุดมราชนิเวศน์ มหาสถาน อมรพิมาน อวตารสถิต สักกะทัตติยวิษณุกรรมประสิทธิ์。「イン神(インドラ、帝釈天)がウィッサヌカム神(ヴィシュヌカルマ神)に命じてお作りになった、神が権化としてお住みになる、多くの大宮殿を持ち、九宝のように楽しい王の都、最高・偉大な地、イン神の戦争のない平和な、イン神の不滅の宝石のような、偉大な天使の都(この部分が、クルンテープ)」という意味。

朝夕耳にするタイ国歌(พลงชาติไทย)とタイ国旗の意味

君のタイ人、俺もタイ人、この国は一つになる。永遠に守ってゆく、愛と団結を目指すから。平和を愛するが、有事に怯えない。行く手を阻むものは何もない。血を流してでも守る。栄えるタイ人よ、万歳。

タイ国歌は、毎日朝8時と夕方の6時にBTSや公共施設、公園、広場、テレビやラジオで流れます。警察は、立ち止まって、直立不動の姿勢をとらない国民に対し不敬罪としして逮捕することができます(タイ在住者は、敬愛心のあるなしにかかわらず、変な反抗心を起こさないほうが身のためです。卒業式のときにムキになる公立学校の先生じゃないんですし。郷に入れば郷に従え、片目の国に来たら片目で暮らせ(เข้าเมืองตาหลิ่ว ต้องหลิ่วตาตาม)で、大人の対応を)。

中国は社会主義のまま資本主義となってしまいましたが、タイは中世の宗教社会のまま資本主義になったかのような気がします

タイの国旗は、赤、白、紺の3つの色で成り立ち、それぞれ国家、仏教、王室を示しています。タイ国王は、俗権力の主であり、宗教の主であり、民族の主として君臨しています。タイ国民は、家族のように、家や職場に国王の写真を飾り、自然なかたちで敬愛を示しています。が、近年では、国王が老い、後継者悩ましいことと、タイが急激に近代化・工業化した結果、一大資本家として台頭したタクシンと、タクシン支持層である赤シャツ派がタイ社会を変えようとし、タイ国内で思想的な摩擦が起きています。これを、単純に、よくある中世的な社会から近代国家への変遷に見られる旧勢力と新勢力の戦いの構図で捉えるか、タクシン派によるバラまきや、支持陣営の変わらぬ汚職を見て、単なる大衆迎合(日本の民主党的な)や、旧態依然の構図(支配層が変わっただけ)と捉えるか、外国人でも見解が分かれるとことです。天使の都”クルンテープ”、古き良き”タイ”は、50年後、100年後も残っているのでしょうか。


タイの良い面 コメント
気候が良い 年中、日中は32~37℃、夜間25~30℃。常夏だから寒いのが苦手な方には過ごしやすい。但し、空気は悪い。
物価が安い   バンコクだと最高と最底辺どちらの暮らしもできる。メイドや愛人を侍らせて王様のような暮らしもできれば、1日300円程度で生活しようと思えばそれもできる。但し、一昔前なら中流の日本人が外に出ても大富豪のように振舞えたが今は物価も上がっているのでそこそこのレベルだが。
道徳規範がゆるい  日本での受験戦争や過労死寸前のハードワークは何だったんだろう的な開放感からタイに住み着く人も多い。タイ人の多くは日本人の価値感からすると適当で、風俗、ゴルフ、世間体、どれもあまりなく、だらだらと過ごすスタイル。何かつらいことから逃避して世捨て人となった日本人も多い。
ネット環境がしっかりしている バンコクだと申し分ない。
日本語しかできなくても暮らせる タイの日本国大使館に在留届を出している数だけで約4万人だが、実際は10万人以上の日本人が居ると言われている。日本人向けの商売も多い。
日本からほどよい距離感 文字通り、遠すぎず近すぎず。


タイ移住情報、これからタイに住む方向け

[ノービザだとタイへの片道航空券は売ってくれないかも]

ビザがないと言われ片道チケットを売ってもらえなかった方、往復チケットで買って黙って復路を捨てても何の問題もありません。本来はノービザで空路入国の際は、片道切符ではできないことになっていますが、空港の入国管理では調べてませんし、もし突っ込まれても、タイからラオスやカンボジアなど周辺国に陸路で出るんだと言えば、入国できないことなどまずありません。費用的にも、片道航空券だからといって往復チケットの半分の値段でもありませんし、かえって高いこともありますので、捨てちゃいましょう。律儀に航空会社に連絡する不要もありません。

いざ時用のために高いオープンチケット(復路未定のチケット)を買ったほうが良い? 身内の不幸など、緊急帰国時用にオープンチケットを買っておいても良いですが、バンコク‐日本便数は結構多いので、何か事が起きた時にチケットを手配しても、翌日には帰国することができるでしょう。上京した人が田舎に新幹線で帰るようなイメージ(なんとかなる)。直行便がだめでも中国経由、台湾経由、フィリピン経由、シンガポール経由というのもありますし。現地発券だと安いですし。バンコクで個人的におすすめなチケット屋さんは、ASOK駅そばタイムズスクエアにあるプログラムDさんです。

linkタイ移住前、予防接種すべきもの(移住の3~4か月前から準備しないと間に合わないです)

[来タイ時に持参すると便利なもの]
1、戸籍謄本。ビザその他で使うことがありますので念のため。2、国際運転免許証。タイで車を運転するしないにかかわらず、移住前に、通常の免許証から国際免許証を作ってもらっていると何かと便利です。身分証明があると、パスポートを持ち歩いたり、ビルのフロントに預けたり、英訳の在留証明書をいちいち取らなくてもよくなるので。当社、国際免許からタイの運転免許への書換えのお手伝いをしていますので来タイ後はどうぞ

【日本の運転免許がない・切れた方】 タイの運転免許を取得しておけば日本に戻った時に日本の運転免許を取得することも可能。参考)警視庁・外国免許からの切替
日本から電化製品を持っていくならば変圧器の購入を。コンセントの形が合うようにするプラグ変換機ではありません(これは数十バーツでタイでも売ってます)。日本の電化製品は100V使用なため、タイで使うと一瞬で壊れます。充電器やACアダプタに記載されていると数字で確認し、タイの220Vで使えるものか、変圧器が必要なものかを確かめましょう。

link多額の現金(円貨)をハンドキャリーで持ち込むときは空港で持込み証明書を取得しましょう。ビザ等の添付書類で使用できます。銀行間で海外送金するのは市中の両替商よりも手数料が高いですから、最近はハンドキャリーの人が増えています。安全を取るか、両替損を嫌うかの判断が必要ですが。タイ入国時スワンナプーム空港での現金持ち込の際の税関の場所はこちらを参照。

[日本からタイへの海外送金について]

銀行経由での送金。安全ですが、ほとんどの銀行の場合、店頭窓口での手続きが必要でけっこう面倒なのと、レートが悪いこと、送金手数料が高いこと、着金確認に時間が3-5日営業日かかることなどがデメリット。参考)海外送金方法:東京三菱UFJ銀行三井住友ゆうちょ銀行新生銀行
トラベラーズ・チェック。レートは少しましですが、現金の持ち運びに比べると少し安全。郵送の場合は届くのかどうか不安がある。参考)TC両替相場(東京三菱UFJ銀行)
現金で持込み。レートが良い(バンコク市中の両替商(super rich等)だと目減りが少ない)が、盗難リスクはあるのがデメリット。参考)両替相場(SUPERRICH)

通常の銀行送金も嫌だし、ハンドキャリーは怖いし、でも日本に貯金があって時々送金したいけども、協力者がいないといった方にお勧めなのが、日本のインターネット・バンキング→ロイズ銀行→カレンシーオンライン(レートもそこそこ良く、25万円以上の送金だと手数料不要)経由での手続き。初期登録が面倒ですが、ネット上で送金手続きがすべて可能。

※日本のATMカードでPLUSの入ったものも使えるのですが、一日25,000バーツまでしか下せません。また手数料が150バーツかかります。

[年金の支払い]


海外転出届を出すと、国民年金は強制加入ではなくなり、任意加入の対象となる。無理して払い続けるか、それとも、海外転出ということで合算期間に入れることができる(合算期間中は傷害年金や遺族基礎年金は受けられない)

一方、住民票を残し、日本での収入がなくなれば、年金免除申請もできる。

老齢基礎年金を受けるためには、原則として、保険料を納付した期間と免除された期間を合算して25年の年金加入期間が必要です。しかしながら、これまでの年金制度の変遷の中で国民年金に任意加入しなかったり、国民年金の被保険者の対象となっていなかった、ことなどにより25年を満たせない場合があります。
そこで、このような方も年金を受給できるよう、年金額には反映されませんが受給資格期間としてみなすことができる期間があり、この期間を「合算対象期間」といいます。保険料を納付した期間と免除された期間に合算対象期間を加えた期間が25年以上あれば老齢基礎年金の受給要件を満たすことになります。

https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/shougainenkin/jukyu-yoken/20150401-01.html

[住民税]

12月31日までに海外転出届を提出していれば、翌年は住民登録が失効しており、住民税は非課税となる。但し、税法的には1年に180日以上日本に居る場合は日本で納税義務がある。

移住した年は前年度の収入に応じて住民税がかかるが、日本で収入がない場合で、住民票を置きつづけた場合は、住民税非課税世帯となり、「均等割」部分の免除、「所得割」についても納税義務が発生しない。

〔相続税・贈与税〕

相続人(受贈者)と被相続人(贈与者)がともに5年超、非居住者であり、相続税のないタイに住んで居る場合は無税で相続ができる。
http://diamond.jp/articles/-/25822?page=4


link緊急業務(15日以内の労働)をするならば届出
[タイ銀行口座開設]
銀行の窓口で、ワークパーミットがないと銀行口座が開けないと断られることがある。連絡先住所やタイ人の保証人があれば作りやすい。
銀行ATMで表示される英単語
Saving Account 普通預金 Withdrawal 引出し
Time Saving 定期預金 Fast Cash 定額引出し
Current Account 当座預金 Deposit 預入れ
Pin Code 暗証番号 Balance Inquiry 残高照会
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タイの現地採用について(あなたの知らない世界、駐在員・駐在マダムには無縁の)

タイで現地採用で働くことについて、私もやっていましたので、一言。現地採用者の地位は、駐在員が正社員だとすると、派遣社員とかアルバイトのようなものです。大部分のタイ人よりかは高い給料水準ですが、日本のサラリーマンの残業代とか役職手当くらいの給料でしょうか。外資系で働くタイ人よりも低いことなんていうのもザラかも。日本人の最低賃金は5万バーツなのですが、私が以前勤めていたところではそれ以下の人も多くいました。雇われるほうも、雇う側も、長期雇用を考えてないことから、結果的に薄給で使い捨て的な仕事が多いのも悲しいところです(定年した熟練技術者が、タイに技術指導に来るなんていうケースはここでは別)。初めから、雇用側にWP(労働許可)も出してもらえずに不法労働者みたいなポジションになってしまって辞めざるを得ない身の上の人、何か夢のような生活をタイに求めすぎてしまって半年か1年くらいで夢が覚めて日本に帰国する人の話を多く聞きます。どっちもどっちですが。だいたい3年以内に帰国する人が9割くらい、タイ人と結婚したり、駐在員に昇格したりする人が残り1割くらいと考えたほうがよいです。昨今は日本の不況を反映して、新卒で来タイする人も多いらしいですが、技術も経験もなく語学もできずだと、能力ゼロですから、タイ人以下の生活に陥るかもしれません。何か、タイに居たい理由がない限り、例えば、語学をやりたいとか、タイ人彼女が居るとか、物凄く裕福で生きがいのためにアルバイトみたいなことを試しにやってみたいというのが無ければ、早晩やっていけなくるのは目に見えています。それでも、タイで働きたい人(駐在員にはなれなくて現地採用でもタイで働きたい人)へアドバイス。求人票は嘘書いてることもありますし、嘘を書いていても日本の労働法の罰則があるわけでもないので、最低限、面接時にきちんと仕事内容と待遇を確認すること。給料はいくらか、保険や税金はどうなってるのか、交通費はどうなのか、WP(労働許可)は何時取ってもらえるのか等聞くこと。
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タイに移住後

link90日以上タイに滞在する方が忘れずに行うこと(90日レポート在留届:オンラインですぐに届出可能、クレジットカードの付帯保険が切れるので保険加入)
linkイミグレーション(入国管理局)へのアクセス
linkタイでの携帯電話の使い方(プリペイド式の利用のし方)
link銃所持許可書の取得。犯罪歴がなく、WP等あれば1カ月くらいで申請が下りるみたいです。旅行者は無理。

電車について一言、日本とは違うのは、時刻表とトイレがないこと、券売機のレべルが低いこと。

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タイの不動産について

linkタイの土地の売買について
linkタイ コンドミニアム選びの基準


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タイについての駄文、忘備録

linkタイ人気質についての小論
linkコラム~タイ人の転職癖について
linkタイの学校制度について、大学ランキングなど
linkコラム~タイ人にお金を貸す前に知っておくこと、借用書を貰おう
linkタイ周辺国でビザが必要な国は? タイ人との海外旅行のための比較表

 

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タイ語について

linkコラム~タイ人のタイ語の発音は変?


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